平山郁夫 「 絲綢の路 パミール高原を行く 」 彩美版R シルクスクリーン 手刷り [3766285]
販売価格: 286,770円(税込)
商品詳細
■絲綢の路パミール高原を行く
ー生命の根源からの導きーシルクロード
シルクロードキャラバンに託す
平和への祈り
「中国からウズベキスタンやアフガニスタン、パキスタンへと
国境を越えて行くあたりは四千メートル級の山々が連なる。
酸素が薄く、息をふうふうしながら歩いた。
だがそのぶん歩き終えた気持ちは清々しく、それなりの
達成感も得られる。
《大唐西域壁画》を描き終えた私は、程度こそあれ、
そのような気持だった。
やり終えた達成感と、新たな目標に向かって歩き始めるのだ
という清新な気持ちの両方を込めた。」
平山郁夫
玄奘三蔵の歩いた道を追い求め、1968年に初めて以降、
150会回に渡り取材のためシルクロードへと足を運んだ
平山郁夫画伯。
集大成ともいうべき《大唐西域壁画》を2000年12月31日
という一つの時代の終わりに描き終えた翌年の2001年9月、
第86回院展に出品したのが本作『絲綢の路 パミール高原』
です。
平山郁夫画伯は日本文化の原点となるシルクロードを描くことを
通して「日本人の精神・文化とは何か」ひいては自身が
「なぜ生まれ、なぜ生かされているのか」を問い続けました。
同時に平和が保たれることによって東西交易が可能となることから
「シルクロードを人々が辿っていること自体が平和の象徴」と
語り、仏教を伝えた玄奘三蔵が歩んだシルクロードを平和の祈り
を込めて描きました。
【彩美版とは?】
ー「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標ですー
画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された
新時代の画期的な技法による複製画です。
彩美版の特徴である最新デジタル加工処理技術と高精度
プリント、さらには一枚一枚職人の手刷りによる
シルクスクリーンを施し、豊かな色彩や作家の筆遣い、
原画の持つ絵の鼓動までをも表現いたしました。
■平山郁夫
1930年 広島県瀬戸田町(現・尾道市)生まれ
1952年 東京美術学校日本画科卒業
美術学校卒業と同時に東京芸術大学に奉職
1953年 再興第38回院展にて「家路」が初入選
1964年 日本美術院同人に推挙される
1976年 日本芸術大賞受賞
1987年 再興第63回院展で内閣総理大臣賞受賞
1988年 ユネスコ親善大使に任命される
1989年 東京藝術大学長となる
1991年 フランス政府よりコマンドール勲章を授与
1993年 文化功労者として顕彰される
1996年 日本美術院理事長に就任
レジオン・ドヌール勲章を授与される
1997年 広島に『平山郁夫美術館』開館
1998年 文化勲章受章
1999年 日本人で初めてジェームス・スミソン賞受賞
2000年 奈良・薬師寺『大唐西域壁画』完成
2001年《絲綢の路 パミール高原を行く》制作
東京藝術大学長に再任
2004年 山梨に『平山郁夫シルクロード美術館』開館
2009年 永眠(享年79歳)
ほかに、ユネスコ親善大使・世界遺産担当・特別顧問
東京国立博物館特任館長・文化財赤十字活動を提唱する
文化財保護芸術研究助成財団の理事長などをつとめた。
作家名 | 平山郁夫 |
題 名 | 絲綢の路 パミール高原を行く |
技 法 | 彩美版Rシルクスクリーン手刷り |
限定部数 | 300部 |
画面の寸法 | 天地34.1×左右72.7cm |
額縁の外寸法 | 天地54.5×左右93.0×厚さ5.5cm |
額縁の仕様 | 特製木製額縁金泥仕上げ 裏面に壁吊り用金具・ひも 重量:約5.7kg 窓:アクリル |
装 丁 | クロス張りタトウ箱入り |
監修・原画所蔵 | 公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館 |
証 明 | 著作権者の承認印・限定番号入り証紙を 額縁裏面に貼付け |
発 行 | TOMOWEL/共同印刷株式会社 |
平山郁夫 「 絲綢の路 パミール高原を行く 」 彩美版R シルクスクリーン 手刷り
【在庫数について】
商品ページに表示されている在庫数は通販サイト上の在庫数となります。各店舗の在庫数とは異なりますのでご注意ください。