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タール砂漠 遊牧民のテキスタイル wool/織り+刺繍 [69103456]
商品詳細
これまでの人生でインドの地をこの足で踏めた事は思いもよらない佳きことの一つ。
一度きりどころか、3人の幼い子供連れで再再訪している。
60年代後半から萌芽し、伝播し席巻した新しい文化的潮流は欧州、アメリカとは少し遅れたとはいえ極東の島、日本にもたどり着いた。
ベトナム戦争、反戦運動とヒッピー、枝のようにか細い新時代のファッションアイコン、ツイギー、同じイギリスからはビートルズも来日する。
ミーハーな私は、ミニスカートにマリークワントの黒いマニュキュア、洋楽が聴きたいのでパイオニアのステレオコンポを高校入学祝いに親にねだり、以降、ボリュームを落とせと苦情を言いに来るのも母の仕事になった。
初期ビートルズの楽曲からシタールなどのインドの音色がフューチャーされ始めた頃から「インド」は巡礼者の聖地のようになる。
身近に「彼」、「彼女」はインド帰りらしいと聞くと、非俗なベールを彼の地で脱ぎ捨てて帰国したかのような憧れの眼差しを向けていたものだ。
これまでの価値観が崩壊するほどの体験だったなどと聞くに及んでは、インドへの憧れは須弥山の頂上を仰ぐほどに高まった。
当時のインドに対する憧憬は、漠然と「聖なる体験」のようだった。
昨今、旅系YouTuberがインドに入ると、彼らが配信するインドは、「うざい」らしい。
求めるものが違うと、フォーカスするものも違うのか?
今回ご紹介するウール地の布は、ラジャスタン州のジヨードプール(ブルーシティ)近郊に住むビシユノイ族の工芸品(らしい)。
検索を重ねてようやく探し当てた画像では、
婦人の家用のスカート
本品は、スカートのように輪に縫い止めた形態
だが随分と長くてボリューム感がある。
花嫁道具として織られた特別な布地か?
と思われるが用途は不明
エッジの部分は織りではなく刺繍
タール砂漠の遊牧民のウール地の布は
ラバリ族のミラーワーク刺繍をあしらった濃かっ色の絞りをこれ迄に何点かご紹介しているが
タール砂漠の遊牧民はラバリ族だけではない
そして、部族毎にアイデンティティを象徴する意匠がある。
ビシユノイ族に関する詳細な情報は大変少ない
従って彼らの手工芸品の本品も稀少な一点。
今後の探索結果にて新情報が得られた時には、説明文の書き換えもあり得る。
カテゴリー | ホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > その他 |
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商品の状態 | やや傷や汚れあり |
タール砂漠 遊牧民のテキスタイル wool/織り+刺繍
【在庫数について】
商品ページに表示されている在庫数は通販サイト上の在庫数となります。各店舗の在庫数とは異なりますのでご注意ください。