復刻版「四季」(創刊号~81号)揃81冊+1933年Ⅰ春、Ⅱ夏+別冊解説 [1449670]
商品詳細
日本近代文学館から復刻された「四季」(創刊号~81号)揃い81冊に1933年Ⅰ春、Ⅱ夏および別冊解説を加えた全84冊です。
輸送箱が付いていますが、汚れや傷みがあります。
雑誌は帙入りです。
雑誌には経年の自然現象としての色移りによって変色しているものもありますが、傷みなどは見られません。
【商品説明】
商品名:「四季」複刻版
※なぜか『復刻版』ではなく『複刻版』と表示されています。
発行:日本近代文学館
頒価:本体180,+税
初版発行:2004年9月
原寸大(21㎝~23㎝)特製布帙入・総6000頁
【内容説明】
「四季」は日本の現代詩の歴史に輝かしい足跡をのこした詩誌です。
昭和八年(一九三三)五月、堀辰雄はヴァレリイやファルグらの「コメルス」(Commerce)にならって、高雅で、スマートな大型判の〈カイエ(帳面の意)〉として第一冊「春」を創刊しました。季刊で、限定八百部。七月に第二冊「夏」を刊行して終りましたが、小林秀雄、井伏鱒二、横光利一、堀口大学、永井龍男、中原中也、三好達治らの小説、詩、評論、翻訳、エッセイなどを掲げた豪華な〈詩文集〉として注目されました。翌昭和九年十月、こんどは三好・丸山薫・堀三人の編集による月刊の詩誌として改めて創刊され、正統的な抒情詩の確立を目ざす編集意図によって、新たに萩原朔太郎、竹中郁、田中克己、立原道造、津村信夫、神西清、神保光太郎、室生犀星、桑原武夫、井伏、中原らを同人に迎え、その後更に室生犀星、竹村俊郎、阪本越郎、芳賀檀、伊東静雄、山岸外史、保田與重郎、蔵原伸二郎、田中冬二、大山定一、岩田潔、大木実、高森文夫、河盛好蔵、呉茂一、澤西健、杉山平一、塚山勇三を結集、寄稿者も三百名を越え、昭和十九年六月の第八十一号まで、戦争下の芸術荒廃の時代に、清潔で気品の高い詩誌の独自な雰囲気をまもり通し、昭和詩の展開にきわめて大きな影響を与えました。
館では先に昭和四十二年十一月、この第一次、第二次「四季」を三百部限定複刻しましたが、刊行後間もなく無くなってしまい、いらい多くの人たち、また学校・図書館等々から熱心な再刊の要望が寄せられてきました。同人の方々からも再三再四の御要請があり、すでにほぼ二十年を経過しましたので、ここに重ねて「四季」を複刻することにしました。
カテゴリー | 本・雑誌・漫画 > 本 > 文学・小説 |
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商品の状態 | 傷や汚れあり |
復刻版「四季」(創刊号~81号)揃81冊+1933年Ⅰ春、Ⅱ夏+別冊解説
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